思えば
思えば今日という一日は、
最近買ったパーカーの紛失騒ぎから始まった。
運動しに行くために、
パーカーを着ていこうとしたんだが、どこを探してもない。
とりあえずいたるところを探す。
①部屋の押入れに突っ込まれていないか。
②父親の部屋に紛れ込んでいないか。
③車の中に放置されていないか。
④風で隣の墓地に飛ばされていないか。
そしてひらめく。
⑤月曜日に行ったラーメン屋に置いてきたんじゃないか。
電話。
「そのようなものは、残っておりませんが。」
思索に耽る。
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そういえば、昨日かおとといだったか定かではないが、
高崎市日高町に本部を構え、
各地に躍進する朝鮮飯店から広告が届いていた。
44周年っていうすげー中途半端な記念で、
クーポン券が付いていた。
なにかにこじつけて記念日を気取り、客を予備隊らしい。
「44周年記念日らしいから、朝鮮飯店行こう!」
こんなこというのは芳樹かMるくらいだ。
まあ、この広告が俺の目をひきつけたのは、
広告のあちこちにちりばめられた数々のキャラクターだ。
「じゅんくん」と名づけられた普通の少年を筆頭に、
それ以外は、
・骨付きカルビ大帝(おとうさん)
・サンチュ王妃(おかあさん)
・元気もりもりカルビくん
・キュートなナムルちゃん
・やさしいレモンちゃん
の一家に加え、
・力持ちのビビンバ番長
・ミノ大臣
・キムチ殿下
・ユッケの局
・ぶーぶーキング
など多少高貴そうな顔ぶれがそろう。
とりあえず、疑問なのは、
・骨付きカルビ大帝(おとうさん)
・サンチュ王妃(おかあさん)
の配合から、どうやったら
・元気もりもりカルビくん
・キュートなナムルちゃん
・やさしいレモンちゃん
とかが生まれるのかで、この遺伝の法則には
メンデルさんも大変驚きのことと思う。
だって、「肉×野菜→果物」
さらには、ナムルとかは「キュートな」とかいう、
キャッチフレーズ的な肩書きまで背負わされ、
こいつはかわいそうだと思う。
このレッテルがやがて、プレッシャーに変わり、
周囲からの圧力の中で生きにくくなった、
キュートなナムルちゃんは自殺の道を歩み始めるのだろう。
加えて、最初にあげた「じゅんくん」だけ、
人間なのも大変面白いが軽く流す。(軽流)
っつーか、これは広告を見てもらわないと
面白さが伝わらないので、群馬県民は、
ここ最近の広告を引っ張り出してきて探してもらいたい。
まあ、「元気もりもりカルビ君」と、
「キュートなナムルちゃん」は写真をアップしとく。


それぞれの食材の特徴を、
全くといっていいほど捉えてないんだが。
ちなみに、「カルビ君」は、
他のキャラクターと比べるとまだカルビっぽい方。
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さて、手帳を紛失したので、
近所の文房具店に行った。分身ドゥーに行った。
もう扱っていません、といわれ、
更に次に行った老舗文房具店TAMURAでも、
質問が終わるか終わらないかくらいの即座に、
いやはー、すいません、もうなんですよー、といわれた。
正直四月からは新生活がスタートするわけで、
この時期から手帳を使い始めようとする人もいるわけだから、
ちょっとくらい残しておいたほうが、
利益になるんじゃないか。
と、手帳を置いていない書店の息子は考える。
売ってる店を探すより、
なくした手帳を探すほうが早そうなので、これから探す。
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昼飯にらーめん食いに行った。
なんか、「噴火するらーめん」とかだったが、
「噴火」という言葉は、被災者の方々に対して考えてみると、
らーめん如き食べ物に使ってしまっては不謹慎だと考えたが、
あれはあれでおいしく頂いてみた。
で、そんときに、隣の席のカポーが話していたんだが、
その女の話に思わず聞き入った。
女の話はこんな感じだった。
ソイジョイって食べ物があって食べたかったから買った。
(たぶんミノモンタが宣伝してるお菓子だと思う。)
↓
家に帰って机の上において、バイトに出かけた
↓
帰ってくると、なくなっていて憤慨した。
↓
父親に問いただす。
↓
父親はとぼけて、
「何だそれは、インリン・オブ・ジョイトイか?」
↓
結局食っていたのは父親であった。
という話だったんだが、
父親の「インリン切り替えし」は天才だと思う。
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ちなみにパーカーは俺の部屋のハンガーに普通に掛かってたらしい。
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